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ニート考察・回想録13「ニートって愚痴れないよね」 より
ニート時代の精神状態の一つとして「半端ない焦り方」ってのがあると思います。まあ、こういうと、外から見てる人は「
どこらへんが?」とか聞いてくるわけですけども。うん、まあ外からみたらゴロゴロしてるようにしか見えんよね。なんもしてなかったりね。どこらへんが焦ってるのか理解不能みたいな。
でも、内心では凄い焦りまくってるってこと、ないでしょうか。
俺はかなりありました。とにかく、すぐに結果が欲しかった。いうなれば、明日就職したい、明日から変わりたい、明日にはすぐにこの生活にピリオド打ちたい、
打たないとマズイみたいな。
とにかく、結果がすぐ欲しいのです。今すぐ変わりたい。5年目に突入したときもそう思ってました。他から見ると「5年もニートしてたら、今更の境地だろ?」って感じかもしれませんけど、当人からすると「
5年もやってたからこそ、1日足りとて無駄にできない」のです。
これはニート経験を重ねれば重ねるほど悪化する傾向があるんじゃないかと思います。
そして、そのくせ、今までの自己嫌悪とか色々なものが活力を奪っていって、結局一日何もできなかったりする。もしくは、そういうときに限ってバットラックが襲ってきて1日ふいにする。そうすると「1日足りとて無駄にできない」という
強い強い思いが逆にあだとなり「
無駄にできない1日を無駄にしてしまった」という途轍もない徒労感が襲ってくるわけです。そして自分が嫌になって行動力無くなるスパイラル。
本当に怖いと思います。強く思いすぎるがゆえに反動がでかくなり、1日が無駄になる。そしてそれを3回繰り返せば3日。7回で一週間。あっという間に一ヶ月間、一年と経過する。同じことの繰り返しで。
ゆえにあえていいます。
長い眼で見ましょう。明日や一週間、一ヶ月で逆転ホームランとか「今日から俺は!」みたいなのは辞めたほうがいいと思います。失敗したときの反動がでかいので。
短期的に変わるとかいっても、それが出来ない・・・社会的に簡単なことであろうが、一般的にはLV低いことであろうが関係ありません。少なくとも自分にとっては難度が高いから、今こうなっていて、それはどうしようもないことです。それはLVが低いとか高いとかじゃなくて、単に自分はそうだというだけです。
時間がかかることを受け入れることが大事だと思います。俺も、明日変わろう、一週間で就職しよう、1ヶ月で化けよう、みたいに思いつつ、結局10ヶ月ぐらいかかりました。
全部を本命だとか、毎日を正念場だとか、全ての予定行動に対して「
なんとかなったはず」と考えるとヤバイドツボにはまります。失敗するたびに自虐が始まり、失敗が怖くなり、動きたくなくなってしまいます。
ゆえに、長い眼で、ひたすらに長い眼で見るといいと思います。
「時間がたくさんかかるという前提で動くのが、結果的に一番短い時間でたどり着き、すぐ終わらせようという前提で動くと、結果的に一番長い時間がかかる」のではないかと思います。
焦ってる人がいたら、焦ってる人ほど、あえて長く考えてみてください。人生100年以上あります。5年ニートしてても、あえて6、7年目を覚悟するのもいいんではないでしょうか。それでこそ、逆に早くなるのではと、俺は実体験として思います。
まあ、そういってもどうしても焦るっていうのはあると思いますけどね・・・。ゆったりやれない要因てのが。そこらへんは次でもうちょい語ってみます。
というわけで次。
ニート考察・回想録15「危機感なんぞニートには不要!」 あ、米とかいつでも歓迎しています
ブラック不安というか下手したら社会不安。
不安になりだすと動悸と息苦しさと自己卑下でドツボ。
できるだけポジティブにいきたい。心にゆとりが欲しいです。
よく分かりますその感じ。俺もそうですよ。ほっとくと不安になる。不安を考え出したら止まらない。まあ人間事態がそういうもんだと思ってます。不安になるのは俺のせいじゃないってことでw
私は典型的なニートとは少し違うかもしれませんが、
劣等感と自己嫌悪に悩んでいました。
いろいろと参考になります。ありがたい。
本当は、そういう所に学びがあり、学びがあるから成長があるけれど、今は、早さと結果ばかりが要求されるので、ついつい忘れがちですが、人は、機械じゃないんだから、工程を楽しめる特権を持っているのだなと今思えました。
どこでもドアも欲しいけれど、一生電車に乗ったり、歩いて移動出来なくなったら悲しいですもんね。