前回、正しさを言い争うよりも、楽しさを求めたほうがいい。
って記事を書いたけど。
対ニート考察3「【どっちが正しいか】を、絶対追求しない」実際、ああ、これは意識して実践できたなっていう
事例があるんで、回想してみる。
昔はね。もうめっちゃ、親からの電話嫌だったんだ。自分。具体的には専門学校卒業直後。就職失敗してどん底の時期。
つうか、自分がいろんな意味で大嫌いだった時期。
2,3年ぐらいニートしてた頃かな。人生のどん底期。
電話なるとビクッってなったし。
(今でもちょっと名残あるけどね!)
で、取ると案の定「
いつ就職するんだ。まだできないのか。この先やばいぞ云々」。
もう勘弁してくれと。
別にしたくないわけじゃない。
昔はね、その正論に、それに馬鹿正直に俺も正論で反論してたんですよ。
俺にも事情はあるんだ、とか。
んなこたいわれずとも分かってる、とか。
もしくは、ハイハイいいつつも、心のなかでふてくされてたり。
最終的には無言ですけど。
頑張ると言おうが頑張らないといおうが、ダメだしされるので。
口出しするだけ無駄。諦め。完全な冷戦状態。
でも、それは途中で辞めました。結局敵を作るだけなんで。
これも一人さんの影響かな。
「強い敵がいたら、
味方にしちゃったほうが断然いいよね」という。
で、ある時前回書いたみたいな考え方をすることにしたんですね。
「
まずは身内からやろう」ということで。
で、そっからは。電話来る度に「心配してくれてありがとう」とか
「面接でPRできる、自分のいい所を是非教えて欲しい」とか。
「短所を自覚しつつ、自信を失わずに面接に向かうにはどうするか」とかを
相談しまくりました。
そしたら、そーとー態度柔らかくなった。マジで。
要するに、頼ったと。相手の意見を否定しないように気を配って。
まずは、心配してくれてありがとうという。何度も言うけど、
自分の本当の内心はどう思おうがどうでもいいです。口にだすことが大事。
で、下みたいに続けたかな。
「自分が馬鹿ではないこと、
将来の事はいつだって真剣に考えてて
このままいったらどうなるかなんて、よくわかる。○○みたいになるはず。
それを心配してくれてるんでしょう?と。大丈夫、自分もそれはずっと危惧してる。
むしろ、いつもそればかり考えている」とかそういう事を。
そんで
「でも、実際問題空白あってきつい。いいところも自分で思いつかない。
今の俺じゃダメ、このままじゃダメなのは分かるし、自分も今の俺ダメだー!って思うけど
ダメだと自覚してる状態で、会社で俺はダメですって面接言うわけにもいかない。
むしろ、
自信満々で、私はこういう長所満載の人間です!って言えないと
取ってもらえない」
「なのに、今親からすらも、ダメって言われるような状態だし。
親にもPRできない自分が、どう会社にPRすればいいか、わからない。
だから、知りたい。面接はどうしても自信満々で望まないといけない。
俺のいい所って何だと思う?」
というような感じでつなげました。あと
「やっぱり自信持たないと、面接にもいけない。
心配してくれるのは凄く感謝してる。
でも、ダメダメ言われるより、出来る!信じてる!だから受かる!
っていってくれたほうが、堂々と俺はやれる人間です!
って面接でPR出来ると思う。
親にも心配されてまして……じゃいけない」とか。
そんな感じで会話したら、かなり……びっくりするぐらい
態度が柔らかくなりました。
まあ、一つは遠距離だったんで、顔を毎日会わせる生活ではないこと。
電話なんで、あっちも想像で話すってのはありますが。
大事なのは、
言い方。いい方は内容より大事。クレーム処理の仕事の経験から言えるけど(笑
この話で重要なのは。
とにかくありがとうという。あっちは善意のつもりなので。
相手を否定しない。要望を言う場合にも、とにかく、心配はありがたいが、
励ましてくれたほうが、
もっとありがたい。
そんな言い方にする。
そして、相手を否定しない言い方で、現実を伝える。
これすね。親は基本バブル世代なんで。
就職辛いといっても、
根本的な感覚が違います。
言い訳がましくならない用に言い方に気を配りつつ
70通送って9割落とされるとか。
肉体労働で働いて、怪我したのに、何も保証なしで即クビになったとか。
法の最低賃金以下を平気で提示されたとか。
求人倍率が40倍平気で、異常だとか。
それを伝えるのが大事。
将来を真剣に考えてるって伝えるのも大事です。
マジな話、相手は自分を、何も考えてない、とか思ってます。
何も行動しなければそう見えるんで。
そこは、考えてる事をしっかりPRしといたほうがよし。
その上で、この厳しい時代にどうするか、
協力して欲しいと。自信を持つためにはどうするかをね。
そうすると、あっちも中々自信失わせようとはしにくくなるでしょう。
「ダメじゃないの?」って面接でいわれても「いえ!これが俺のいいとこです!」
って言い切れる長所とは何か。それを自信もっていうためにはどーするか。
協力を求めよう。
でも、協力を求める時に、相手の人格や意見を否定しないでね。タブーなんで。
「もっとより良い方法」を探る、提案するっていう言い方にするべき。
まあ、自分はこんな感じでした。
そのまま応用出来るとは思いませんけど。
具体例として、参考にのっけときます。
頼れ。そして味方になれば、それが一番楽です。
どっちが間違ってるかとか、そんなもんは議論しないこと。不毛。
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一番、身近な人間を敵に回すのは愚の骨頂ですね。
わかってるけど、、、わかってるんだけど。
できないってのは、わかってないんでしょうね。
いや、茶々丸さんは分かってますよ。出来ないと分かってないは全く別です。何度言っても言い足りないけどw
僕だって親類全員と仲良しではないですよ。無理な人は無理です。これはあくまで一例。応用できる人もいるだろうけど、できないケースも当然あるでしょ。それは劣ってるとかそういうんじゃなくて、単にケースが別だったというだけです。
うちの両親の場合だとどうだかなぁ・・・
父親は仕事中毒っていうか、四六時中何かしてないと落ち着かない性分で
昔から大した接してこなかったし無関心非干渉だから
俺個人のことをわかってるのか疑問だし・・・
母親は努力信奉者っていうか、
「頑張ればかならず報われる」っていう考えが根底にあって
どんな仕事でもいいからしなさいとか、高校生ぐらいの時から
仕事はつらいもの。給料は我慢料。とかって
仕事のマイナス面ばかり教えられるし・・・
で、自分も人のことをいえた義理じゃなく
家族にも自分の感情や内面を見せたことなんかほとんどないから
「俺のいいところどこ?」って聞いても
演技してるというか、外面しか見せてないし・・・
ほとんど愚痴になってますね。長文失礼しました。
>仕事はつらいもの。給料は我慢料。とかって仕事のマイナス面ばかり教えられるし・・・
うちも似たようなもんですよ。まあ、親にとってはそうだったんだろうということで、否定はあまりしませんが。
彼らにとっては「楽して成功できたら、今まで自分が苦労に耐えた時間の意味がなくなる」ということじゃないかなと思います。
こういう記事書いてますけど、相手が変わることは期待できませんし。あくまで、変わるのは自分だけです。