ニート考察・回想録3「ニートにならないためには」の続きです
まず「劣等感を無くそう!」と自分に宣言する、目指そうぜって話をしたんですが、まあ目指していきなりなくなるならもうとっくに無くなってるという話で。
下手すると「劣等感失くそうと頑張ったのに無くならなかった自分に劣等感」みたいなもうどうしようもないスパイラルに入ったりします。
劣等感ってあると辛いです。引け目と言い換えてもいい。友達と会いづらくなったりとかします。
というかしてました。
輝いていない自分を見せるのが辛い。見られるのが辛い。「まだ就職してないのか」みたいな目で見られるのが耐えられない。まあほとんど、自分が思うほどには相手は思ってないもんですけどね。
でも「
ここで連絡取らなかったら関係終わる」
「
相手はなんとも思ってない。俺がなんとも思わなければ、何も問題ないはずだ」
「
相手より上のときだけ連絡する人間になんてなりたくない」
「
会ってしまえば、会って良かったって思える相手だ」
とこんなことを念じながら、電話かけたりしていました。
「
自分がダメになってる自覚のあるときに、人に会いにいくのは本当に辛い」です.
これはガチ。自分がノリノリの時に、会うのなんて楽勝ですよ。
まあそこそこやって、そこそこ結果ある。こういうのも平気です。
そんで、結果は出てない、けど自分は頑張ってる自覚がある。
こういうのも意外に楽に会えます。結果でてなくてもね。
やるだけやった。ってときはすっきりしてるもんですから。
問題は、自分が頑張ってない自覚があるとき、です。
この時期は本当に辛い。もう自分への自己否定がヤバイし、その自己否定が原因で
頑張る気が起きないし、その頑張れないこと自体への自己否定がまたヤバイし、で
とんでもねえ悪循環ループになってます。
ぶっちゃけこのループを放置するだけでガンガン死にたくなってくる。
頑張ってないのが辛いとか、人に言えない愚痴だしね。
言った瞬間に甘えてんじゃねえとか言われますし。でも違うんだ。辛いんですよ。
その辛さを人に言えない辛さ。ガンガンたまっていきます。
というか人に会いたくないしね。理由は上に書きましたけど。
でも自分は、あえていいます。
「
引け目が原因で会いたくないなら、それでも会いましょう」
会いたくない気持ちは良く分かります。誰だって嫌ですよ。すっごい精神力がいります。
でも、会うことで得られるものがやっぱりあります。
なんせ、本心は会いたいんだから。
それにね、社会人になってからちょっと思うんですが「つきあってメリットのあるときにしかつきあってくれない」みたいな人もいるんです。そろばんかついで眺めるような。ニート時代にはそういう人は皆去っていきます。そういう人が寄ってこないのって、結構幸せなことだと思います。そういうのに出会うと、ニート時代からの友人に感謝できますよ、ほんと。感謝させてくれることに逆に感謝ぐらいの勢いで。
もし、貴方がニートの友人なら「大丈夫」とでも元気付けてあげてください。「気にしないぜ」とか。
「ダメな時期に人と会う」のは凄くエネルギーがいるんです。
これはニートに限らないと思います。
何度も言うけど、調子いいときに人と会うのなんて簡単なんですよ。
頑張ることすら出来ないダメなとき。そういう時は凄く会いづらい。
でも会いたい人なら会いましょう。大丈夫。人生最後に勝ったものの勝ちです。ちょっと程度失望されてたとしても、一度成功すればあっさり覆ります。人の評価なんてそんなもんです。
なんかね、こういう時期って他人の視線に対して辛いってあると思うんですが、相手から切られるのはまあしょうがないとして、
自分からバッサリ切っていって欲しくないなあと、そう思うわけです。
まあ・・・友達に限らずね。こういう状況の方って、何でも自分から諦めがちです。就職とか幸せとか恋人や結婚とか。いや、気持ちは分かるんですよ。望んで失敗するって、辛いし。でも、それでも、あっちから断たれるのはしょうがないとして、何も、自分から切らなくてもいいじゃないですか。諦めたほうが人生楽しくなるなんて、俺は思いません。だって本音は諦めたくないんだから。だから、せめて自分から断つのはやめませんか。
まーとはいえ、自分もなんでもかんでも夢見てるわけでもないですけどね・・・。でも、なんでもかんでも諦めるのもやめたってことです。
ニート考察・回想録5「劣等感の克服」続き
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現在就活中で、不採用の連続です。でもブログ読んでて共感できる所が多くありました!
自分も低スペックで長所とかないしって自己嫌悪になってたけど、もう少し頑張ってみようと思いました。
はじめまして。私も同じようなもんでした。ニートで何が辛いって、自己嫌悪になることですよね。自分が嫌いになると、段々希望や夢ももてなくなってくるし。私は、自分が幸せになれると信じるところが第一歩だと思ってます。大丈夫です。100社落ちても1社受かればチャラです。
幸運なことに、何度もバッサリいこうとしたにも関わらず、こんな自分でも構わないって感じの友人が残りました。生涯の付き合いになりそうです、こいつらとは。
23歳現在進行形のニートです
プライドの高い私はバッサリ切ってしまいました
高校の友達は上辺だけの付き合いみたいに感じていたので気にはしていないのですが、中学時代の親友と連絡を切ってしまってから早何年。後悔しています
引きこもり気味なだけに寂しい人生…
でも諦めたくない!ので、参考にブログ読ませてもらいます
早く普通の生活したい(´・ω・`)
凄く共感できる部分があってコメントさせていただきました。
現在、就職活動に踏み出せない自分がいます。記事を拝見して、ちょっとずつでも自分を認めていきたい気持ちになりました。
先ずは自分の事を好きにならないとですね
昔でも構わずレス。そうですね。大事ですよねその時代の人は。
>>もっちゃんさん
結構、しばらくぶりに連絡したら意外に話せるかも。人生取り戻しの聞くのも多いと思って来ました。
>>ぼんくらさん
ちょっとずつが大事ですね。一歩は100歩分ぐらいあるな……。
心理的な啓発本とかどうも机上の空論なところもあって、論理としては納得するけど実感としてはいまいちだった。
特に追い込まれたヒキニートに関する気持ちってのは、主さんがどの本よりも的確に表してると思います。
ありがとうです。
追い込まれると辛いですよね。
電話一本かけることすらできない。
電話のワンコールに怯えて取ることもできない。
こういう気持ち、わからない人には分からない。
自分は親友と呼べる人が1人だけいたんですが、自分があまりにも言い訳や弱音を吐きすぎて愛想尽かされました。
地雷屋さんはそうゆう経験はありましたか?
人に説明するのも、自分で理解するのも難しい心情を、ここまで的確に説明されているのはとても励みになります。
同じ気分を味わっている人には大変な力になると思います。
私も力を頂きました。ありがとうございます。
でも、昔、学校をやめた時にケータイのメモリーを全消去して、友達から実家に連絡が来ても拒否したのは、少し後悔しています。自分にとっては、今までこんなに共感出来たことがないような仲間だったので、あれから十年以上経ちますが、会いたいなとたまに思います。いつか自然に会えたらいいし、会えなくてもこれから会う人々を大切にします。