あの人に幸せが雪崩のごとく起こりますように斎藤一人さんの言葉の呪文のひとつです。
これを唱えるとあら不思議、その人にもあなたにもどんどん幸運が
なだれ込んでくるという(事になっている)魔法の呪文のような言葉です。
実際は「あのひと」の部分に「○○さん」とかしっかり名前が入りますよ。
自分は正直な話、ぶっちゃけていうと、こういう呪文めいた類のことは、
本当はそこまで
好きじゃないです。
だって、
胡散臭い上に、怪しい人じゃないですか。
普通の人に、これ唱えなよっていったら、どん引きでしょう、相当の確率で。
というか、唱えるっていう言葉自体、日常会話で使わないし。
どこのRPGかと。
でも、それをのけてあえて紹介したのはですね。
自分が実際にこの言葉で、気持ちが切り替わったことが
幾度と無くあるからです。
気持ちを切り替える言葉として、紹介します。
本当にイヤーな人に会いに行く時。
ああ、このまま会う予定流れないかなとか思ってる時。
すげー腹立つ人に出会ったとき。
凄く神経を逆撫でされる人に出会ったとき。
嫌な上司に会いに行く時。
もうやめたいよって会社に行く時。
そういう時にですね。
嫌な上司の顔を思い浮かべて、この言葉を口に出す。
○○さんに、幸せが雪崩のごとく訪れますように・・・・・・と。
別に心の底から思わなくていいですよ。例によって、一人式。
思ってなくても、口にだすだけです。
そうすると、なんか不思議なんですが、その人の立場になれたりする気分に
なったりすんですよね。ふっと、許せるというか。
ああ、あっちも中間管理職で辛い立場だよな、とか。
こんな状況じゃ、イラついて人にもあたりたくなるわな、とか。
まあ、同じ立場なら、俺も俺に怒るよな、とか。
別にその人の事をだから好きになるとかは全くないですけどね。
敵!って感情が消え去るというか。
張りやってやる!って気分がなくなるんですよね。
嫌な奴に、Aって論旨を展開されたら、何を!って思って、
反Aって言葉で返したくなったりするんですが・・・・・・。
言いなりになりたくない!とか言い分を認めたくない!って気分になって。
その相手の人に、幸せが雪崩のごとく起きますようにって言ってからだと、
あんまそういう張り合う気がなくなるんですよね。
あくまで自分の場合ですけど。
相手の幸福を願う以上、自分が反論するという行動が論理的矛盾を起こすから
心理的なブレーキが入るのか、
誰か他人の幸福を願うという行動自体が、自分から攻撃性を取り除かれるのか、
まやかしでも口にだすことにより、博愛精神が芽生えるのか。
無意識にでも相手の立場を推察しようとするゆえに、同調が起こるのか・・・・。
それは分かりませんけども。
でも、原理はともかく、効果と実績のある言葉なんですよね。自分にとっては。
前の仕事で、退職を決意して、その後すごく会社にいきたくなかったんだけど
でもこれを社長とか思い浮かべながら口にしたら、なんかまあ、いいかなって
気分になったんですよね。わりかし退職までいい気分で会社にこれました。
ああ、でも皆さんの言いたいことも分かります。
凄い嫌な奴の幸せをなんでわざわざ願わなくちゃいけないんだ、とか。
宗教色出すぎじゃないのかさすがに胡散臭い、とか。
まあ、思いますよね。皆さんが思わなくても、俺は思いました。
思いましたというか、今でも思ったりします。
でも、なんでか知りませんが、凄い嫌な奴相手でも何故か「効く」んですよね。
なお、元々の一人さんのアドバイスとしては、会う人全員にやりなさい、です。
自分がこれをやるときは、嫌な人に会いに行く時とかですけども。
でも、その時口にだすとき、せっかくなんでその時、思いつく限りの人の事を思い浮かべて
全員分、○○さんに幸福が雪崩のごとくおきますように、と言います。
やはり、言うたびに攻撃性が取り除かれる気がしますね。
それに、普段気づかない人に感謝するのを思い出したりとか。
ああ、最近、あの人に助けられてるけど、改まって礼とかしてないなあ、電話いれようかなあとか。
ただですね。これを皆さんにやって欲しいとか、やるべきとかいうわけじゃないです。
正直、なんで効くのかわからんので、わからん以上勧める気にもそこまでなれないし、
効果ない人が多いんじゃない?って思うぐらいです。胡散臭いし。
偽善者っぽいのを嫌う人もいるでしょう。いや、いないとおかしい。
でも、自分が大切にしてる言葉のひとつです。
好きな言葉ってことですね。
よって、紹介させてもらいました。
でも、嫌いな人に会う前に、騙されたと思ってつぶやいてみると、
意外に効果あるかもしれませんよ。気持ちが切り替わる効果がね。
一度お試しあれ、です。
PS:文で書くとなんか「効果」が実感できない・・・。
やはり、口にだしてこそな気がしますね。
PPS:
あと、当たり前ですが、単なる言葉であって、呪文ではないですよ。
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