ニートの人が、就職の際にもっとも説明に苦しむものはなにかといえば、
多分それは。
「空白期間の説明」
じゃないかなって思う。
ここは本当に難しいと思う。
自分は、「今までこうだったけど、これから生まれ変わりました!」っていう説明を昔はしていたんですけど、
ニートを2度も3度もやると、流石にこれは説得力がないw
のでやめました。
でもどんだけ年数が長くても、1回キリならコッチのほうがいいと思う。
で、じゃあその後はどうやって、受かった時はどんだけ上手い説明をしたのか?って事なんですけど。
例えば、今回のにうかった時とか。
勿論聞かれます。で、どういったか?ですが。
実をいうと「
大して説明してません」
いや……がっかりしたらすいません。ほんとに。
まあ、全く説明をしないってことはないですけど。
軽く流して終わりってことが多いですね。面接通るときは。
意図的にそうしてます。
説明を一生懸命にするのは「自分をとるとどうメリットがあるか、どうデメリットがないか」であって
空白はそんなに一生懸命にならなくてもいいんじゃないかなと思います。むしろなったら負けというか。
だから、自分は職務経歴書でも一切説明しません。
というか、職歴書(
という名の自己PR書)にデメリットみたいなことは絶対書きません。
面接と違って、相手が悪い方にとったとしても、フォローできないわけですから。
面接では「自分の適性を活かし、長く努めれる職は何か?と考えながら、日雇いのバイトを適度にしてました」といった程度に語ってました。
基本的に、あっちが空白に対して思うことって「こいつやる気ねー奴なんじゃねえの?なまけもんなんじゃねえの?」とかそういうことです。俺はニートの人は、むしろ真面目な人ほどなりやすいって思ってるけど、あっちはそんな事情全く知りません。ただニート=怠け者という世間の認識に大抵沿ってます。
だから、それを払拭するために、直後に続けて「どうしても、真剣に仕事をしたくてそうなりました。だから、空白こそありますが、実際に一度働けば遅刻・欠勤は一度もありませんし、およそどんな単純作業でも、手を抜いたこともありません」というふうにつなげてました。そして、さらに、手を抜いてない証拠として、コールセンターでは処理件数1位だったとか、被クレーム率が最下位だったとかなんとかとつなげます。
空白の時期の説明の話が、いつのまにか自分の空白じゃない時期の説明にすり替わってますが、それでOKです。自分が、
大体空白の説明はしてない、というのはこういう意味です。
重要なのは、やっぱりあっちも人を取るということに際し、緊張してるし、不安も持ってるということで。だからこっちも軽めに流して「空白なんて些細な問題ですよ」という態度がいいと思います。自分を取る理由をつけてあげる。そこで本人が些細な問題じゃない、と認識して一生懸命言い訳してたら、あっちは余計に不安になるんで。
それに、今時は大抵書類選考が先にありますから、それが通ったと言うことは、ある程度は空白承知の上で呼んでるわけで。「空白があっても、気にしない企業なんだ!」と信じて、自分も気にしないモードになって説明するのがいいです。
そういうわけで、空白の理由を言うときは、如何に相手の不安を減らせるか、に注力してサッサと流す言い回しを考えるのがいいと思います。
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